こんにちはgreenです。Google Search Console(サチコ)のサイドメニューに、[ウェブに関する主な指標]が表示されているのを知っていますか。
以前は同じ場所に[速度(試験運用版)]と表示されていましたので、[ウェブに関する主な指標]として、本番運用が開始されたと思われます。
ちなみに、私も先ほどまで気づいていませんでした😅。
気づいてしまったので、[ウェブに関する主な指標]が気になって仕方がありません。
昨日の夜に気づいたら、眠れなかったかも😪
気になることがあっても直ぐに寝てるばぶー👶
今回の記事では、サチコのウェブに関する主な指標が何かを調べ、理解したいと思います。
この記事が、ウェブに関する主な指標が気になる人、Google Search Consoleを使っている人の参考になればと思います。
記事の内容は、ウェブに関する主な指標、ウェブに関する主な指標レポートの理解、最後にまとめを書きます。
ウェブに関する主な指標
ウェブに関する主な指標とは
まずは、サチコのヘルプで、ウェブに関する主な指標を確認しました。引用部分がサチコのヘルプの内容になりますので、合わせて参考にしていただければと思います。
ウェブに関する主な指標とは、ユーザが体験する速度です。
ウェブに関する主な指標レポート
低速なサイトを修正してユーザー エクスペリエンスを改善する
ウェブに関する主な指標レポートでは、実際の使用状況データ(フィールド データとも呼ばれます)に基づくページのパフォーマンスを確認できます。
で、なぜ、ユーザが体験する速度が重要かと言うと、ページの表示が遅いと、他の記事が読まれない、開いた記事が読まれなくなる割合が多くなります。
ページのパフォーマンスが重要な理由
ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。具体的には:
ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加します。
ケーススタディをご覧ください。
ということで、サチコにウェブに関する主な指標を確認するレポートが追加されたのです(たぶん)。
ちなみに、私のサイトの直帰率は、恥ずかしながら1年前より4%も上がり90.2%です😅
まさに、ページのパフォーマンスの改善が必要ばぶー👶
ウェブに関する主な指標レポート
次に、このサイトの[ウェブに関する主な指標]を確認します。
- サチコを開き、画面左のサイドメニューの拡張内にある[ウェブに関する主な指標]を選択します。
- 画面右の上部にモバイル版、下部にPC版のグラフが表示されます。
良好が0で、低速が多いばぶー👶
これが直帰率の高さに影響しているのか🤔
ウェブに関する主な指標レポートの理解
先ほど確認したグラフからも分かるように、URLの速度が低速、改善が必要、良好の3つのステータスをレポートで確認できます。
他にも、3つの指標タイプ(LCP、FID、CLS)が確認でき、URLグループとして似たURLをまとめて確認することができます。
レポートを理解する
ウェブに関する主な指標レポートには、URL のパフォーマンスがステータス別、指標タイプ別、URL グループ(類似するウェブページのグループ)別に示されます。このレポートは、3 つの指標(LCP、FID、CLS)に基づいています。レポート対象のデータ量がいずれの指標についても最低限に満たない場合、その URL はレポートから除外されます。URL のデータ量がいずれかの指標についてしきい値以上である場合、そのページのステータスは最も低いパフォーマンス指標のステータスになります。
モバイル版のウェブに関する主な指標レポートの理解
では、モバイル版のウェブに関する主な指標レポートの詳細を確認します。
- モバイル版のグラフの右上にある[レポートを開く]を選択します。
- グラフと詳細が表示されます。
不良、改善が必要、良好は次の表の条件で決まります。良好 改善が必要 低速 LCP 2.5 秒未満 4 秒以下 4 秒を超える FID 100 ミリ秒未満 300 ミリ秒以下 300 ミリ秒を超える CLS 0.1 未満 0.25 以下 0.25 を超える ☝低速と不良は同じものを指していると思われます。
なるほど、LCPとCLSの速度が遅く、ユーザの使い勝手が良くないようです🤔
LCPとCLSを理解してないだろ、分かったフリするなばぶー👶
3 つの指標(LCP、FID、CLS)の理解
LCPは、ユーザが記事を開いてから最大のコンテンツとなる画像などが閲覧可能となる時間です。ユーザが読むために待っている時間になるので、3つの指標(LCP、FID、CLS)で一番重要な指標はLCPです。
FIDは、ユーザが最初にリンクのクリックなどの操作に応答する時間です。
CLSは、ページを読み込み時の内容の記載位置が変わる移動量です。はてブ押したのに、広告を押してるみたいな表示位置が変わることです。
LCP(Largest Contentful Paint): ユーザーが URL をリクエストしてから、ビューポートに表示される最大のコンテンツ要素がレンダリングされるまでの時間。通常、最大の要素となるのは、画像、動画、大きなブロックレベルのテキスト要素です。URL が実際に読み込まれていることが読み手にわかるという点で、この指標は重要です。
レポートに表示される Agg LCP(集計 LCP)は、グループ内 URL へのアクセスの 75% が LCP 状態になるまでに要した時間です。
FID(初回入力遅延): ユーザーが最初にページを操作したとき(リンクのクリックやボタンのタップなど)から、ブラウザがその操作に応答するまでの時間です。この測定値は、ユーザーが最初にクリックした任意のインタラクティブ要素から取得されます。この指標は、ページが操作可能になるタイミングを示すものであり、ユーザーがなんらかの操作を行う必要があるページでは重要です。
レポートに表示される Agg FID(集計 FID)は、このグループ内 URL へのアクセスの 75% において、FID がこの値以下であったことを示しています。
CLS(Cumulative Layout Shift): 読み込みフェーズにおけるページ レイアウトの移動量を示します。評価スコアの範囲は 0~1 で、0 は移動なし、1 は移動量が最大であることを意味します。この指標が重要なのは、ユーザーが操作しようとしたときにページ要素が移動すると、ユーザー エクスペリエンスが低下するためです。
レポートに表示される Agg CLS(集計 CLS)は、グループ内 URL へのアクセスの 75% に対する一般的な CLS の最低値です。
まとめ
Googleサーチコンソールのサイドメニューに[ウェブに関する主な指標]があることに気づき、サチコのヘルプでウェブに関する主な指標レポートを確認しました。
その結果、次のことが分かりました。
- ウェブに関する主な指標とは、ユーザが体験する速度のこと
- SEO的に、ユーザが体験する速度が重要となる
- ページの表示が遅いと、他の記事が読まれない、直帰率が高くなる
- ウェブに関する主な指標レポートは、モバイル版とPC版がある
- ステータスは、不良(低速)、改善が必要、良好の3つがある
- ステータスは、3 つの指標(LCP、FID、CLS)で決まる
- LCPは、ユーザが記事を開いてから閲覧可能となる時間 ※一番重要
- FIDは、ユーザが最初にリンクのクリックなどの操作に応答する時間
- CLSは、ページを読み込み時の内容の記載位置が変わる移動量
Google Search Consoleのウェブに関する主な指標レポートの理解は出来ました。
次の記事は、不良が確認された URL に対し、PageSpeed Insights テストを実施し、問題を解決するための推奨事項を確認していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。